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【検証】「楽天ビック」と「ビックカメラ.com」どちらがお得?

こんにちは。むとーです。

 

家電量販店大手のビックカメラは、「ビックカメラ.com」というECサイトを自社で運営している一方で、2018年4月よりインターネットモール大手の楽天と提携し楽天市場に「楽天ビック」を展開しています。

今回、むとーがSIMフリースマホを購入するにあたって、

 

どっちが安いんだろうね?
ポイント還元を考えるとどうなるんだ?

 

ということがちょっと気になったので調べてみました。

「家電はやっぱりビックカメラだよね!」という人におすすめの記事です。

 

では、いってみましょう!

 



 

 

「楽天ビック」と「ビックカメラ.com」の違いは?

 

楽天ビックの特徴

1.取扱商品数約60万点以上

この数字は2018年4月のサービス開始時から大きく変わっていません。

実態はどうあれ取扱商品数が600万点以上を謳うヨドバシドットコムと比べると少なく感じてしまいます。

 

2.大型家電の購入から設置までをシームレスに実現

2018年12月1日のサイトリニューアルに伴い、大型家電の注文時に設置工事やリサイクル品の回収の申し込みが簡単に行えるようになりました。

インターネットから大型家電を購入する場合、「設置工事や不用品回収をちゃんとしてもらえるか」ということは不安ポイントになりますので、これを簡単に指定できるようになったことはユーザとしては喜ばしいことです。

 

3.実店舗での取り置きサービスを提供

楽天ビックで検索した商品を指定した店舗で取り置きしてもらえるサービスです。こちらも2018年11月末に新しく加わったサービスになります。もちろん指定した店舗に商品の在庫があることが前提ですが、最短で30分程度で手配が完了するので、「どうしても当日中に商品を受け取りたい!」という人には便利なサービスになります。

楽天ビックの取り置き時の価格と店舗価格のうち購入者に有利な価格で買うことができるのはメリットですが、ポイント還元率は店舗のものが適用され、楽天ビックのキャンペーンなどは適用されないことは注意が必要です。また、支払いは店舗で実施するため、支払い方法によってはポイント還元率が減ってしまいます。

 

4.エリア限定で当日配送サービスに対応

首都圏の一部のエリアを対象に当日配達サービスを提供しています。

大型商品は対象外であったり、支払い方法が限定されたりしますが、「どうしても当日中に商品が欲しい!」という人にはうれしいサービスです。

ただし、朝イチに注文しても配送時間は18時以降になります。当日配送サービスの提供エリアは実店舗までおおよそ1時間以内なので、すぐに商品が必要な人は実店舗に行ってしまった方が早いかもしれませんね…

 

5.楽天ビック独自商品の開発

最初のプレス発表会では楽天ビック独自商品を開発するなんてことを言っていましたが、まだ実現されてないようです。

一部の商品をビックカメラ.comに先駆けて販売した実績はあります。

 

6.楽天ポイントが貯まる

これが一番大きな違いになります。

楽天市場をプラットフォームとして利用しているため、貯まるポイントは楽天スーパーポイントになります。

一番のメリットは、SPUや楽天スーパーSALEの買い回りの対象になることです。これらのポイントアッププログラムを活用することで24倍以上のポイント還元を受けることもできます。

逆に言うと、基本の還元率は1%なので何も考えずに商品を購入するとあまりお得感がないかもしれません。

 

ビックカメラ.comの特徴

1.食品・酒類を扱っている

楽天ビックでは取り扱っていない食品や酒類を販売しています。ビックカメラ.comは取扱商品数を公表していませんが、食品を取り扱っていることで楽天ビックよりも多数の商品を販売していることが予想されます。

 

2.全品日本全国送料無料!

楽天ビックは購入金額が5,000円未満の場合送料がかかってしまいますが、ビックカメラ.comは全品送料無料です。いいですね!

ただし、日用品、医薬品、酒類などは対象外(送料有料)になります…ヨドバシドットコムはこれらの商品も無料なのでぜひ改善して欲しいですね。

 

3.ビックポイントが貯まる

ビックポイントはビックカメラグループで1ポイント=1円で利用することができます。Suica、JALマイルへの交換もできますが、交換レートはSuica67%、JALマイル25%とあまりよくありません。

一般的な電化製品の還元率は10%とかなり高くなっているので、ビックポイントを貯めている人はすぐにたくさんのポイントが貯まるでしょう。ただし、ビックカメラ提携カード以外のクレジットカードで購入した場合、還元率は8%になってしまいます。

 

4.エリア限定で当日配送サービスに対応

当日配送に対応していることは楽天ビックと同じですが、エリア・受付時間が異なります。

対象エリアに大阪が加わっています。

その他のエリアは同じですが、受付時間が1時間長くなっています。

 

5.ビックカメラの株主優待券が使える

商品の支払いにビックカメラの株主優待券を利用できます(ビックカメラ商品券は使用できません)。

ビックカメラの株主で近くに店舗がない人にとっては優待券利用のためにビックカメラ.comを選択するのはありでしょう。

 

楽天ビックとビックカメラ.comの違いは?

楽天ビックとビックカメラ.comの違いをまとめると以下のようになります。

  1. ビックカメラ.comのほうが取扱商品数が多い(食品・酒類を扱っている) ビックカメラ.comの勝ち!
  2. ビックカメラ.comは(一部対象外があるものの)全品送料無料である ビックカメラ.comの勝ち!
  3. どちらも店舗取り置きができる 引き分け!
  4. ビックカメラ.comのほうが当日配送の対象エリアが多く(大阪)、受付時間も長い ビックカメラ.comの勝ち!
  5. 楽天ビックは楽天スーパーポイント、ビックカメラ.comはビックポイントが貯まる 引き分け!
3勝0敗2分でビックカメラ.comの勝利でーす!

 

ちょっと待ってください。

確かに、ショッピングサイトとしての便利さであれば

ビックカメラ.comに軍配が上がるかもしれませんが、生活にうるおいを与えるお得なサイトはどちらなのでしょうか?

 

「楽天ビック」と「ビックカメラ.com」どちらがお得に購入できる?

還元ポイントを考慮すると両者の価格設定に差はありません

楽天ビックのデフォルトの還元率は1%、ビックカメラ.comのデフォルトの還元率は10%です。これだけ見ると

 

ビックカメラ.comのほうがお得だな!

 

と思うかもしれませんが、商品の価格設定に傾向があります。

以下の表は楽天市場の超ポイントバック祭開催中の12月5日におけるSIMフリースマホ「AQUOS SHシリーズ」の価格設定です。

ビックカメラ.comはデフォルトの還元率が高い分、販売価格も楽天ビックに比べて高くなっています。

そして、AQUOS SH-M07を例にとると、還元ポイントを引いた価格は「楽天ビック:39,024円」「ビックカメラ.com:39,200円」とほぼ変わりがないことが分かります。

 

なんでこんなマイナーな商品を調査したんだ?

 

それはむとーがAQUOSのファンだからですw

ただし、この傾向はSIMフリースマホだけでなく、冷蔵庫やドライヤー等の他の商品にも見られました。

 

キャンペーンは独立して開催されます

上の表を見ると、楽天ビックとビックカメラ.comの在庫状況が異なっていることが分かります。このことからも、両サイトの運営は独立していると想定され、キャンペーンも独立して開催されます。

ちなみに、2018年12月15日はビックカメラ.comでは特にキャンペーンが開催されていなかったのに対し、楽天ビックでは楽天市場共通のキャンペーンである「超ポイントバック祭り」「5と0のつく日」「SPU」が開催されており、それに加えサイト独自のキャンペーンとして「20,000円以上の購入で10%オフクーポン」が発行されていました。

結局むとーはこの商品を楽天ビックで購入し、

39,600円-3,960円(10%オフクーポン)-6,415円(各種キャンペーンの還元ポイント合計)=29,225円相当

で手に入れることができました。

 

楽天スーパーポイントを貯めている人は「楽天ビック」一択?

もちろん今回の商品購入は楽天ビック側で多くのキャンペーンを実施しているパターンだったので平等な比較にはなっていません。ビックカメラ.comでもお得なキャンペーンは定期的に開催されており、場合によっては楽天ビックよりもお得に購入するケースもあります。

その上でむとーは楽天ビックのほうがお得であると考えます。その理由としては以下の2つが挙げられます。

1.利用者がキャンペーンの時期を予想しやすいこと

楽天スーパーSALE、お買い物マラソンといった大きなイベントはほぼ毎月開催されており、「5と0のつく日」は開催日が明示されています。SPUに至っては常時開催であり利用者にとっては還元ポイントを想定しやすい(=キャンペーンを狙いやすい)というメリットがあります。

 

2.価格を統制されている商品もお得に買えること

Nintendo Switchのように価格統制がされている商品については値引きやポイント還元がほとんど受けられません。Nintendo Switchのビックカメラ.comにおけるポイント還元率は1%です。

しかしながら、楽天市場で開催されている「SPU」や「5と0のつく日」、「買い回りポイント」といったキャンペーンはその制限を受けないため実質的にお得に購入できることになります。

ただし、残念ながら2018年12月現在、楽天ビックにおいて価格統制商品の代表格であるApple製品の取扱はないようです…

 

まとめ

楽天ビックは楽天市場をプラットフォームとした総合的なポイント還元率の高さが魅力的であり、ビックカメラ.comはヨドバシドットコムを意識したショッピングサイトとしての使い勝手の良さが売りです。

獲得できるポイントの種類にこだわりがない人は、そのときどきのキャンペーンを考慮しお得なサイトを選ぶのがよいでしょう。

 

楽天市場で高還元を狙うには細かいイベントもチェックしましょう

 



 

あなたの生活にうるおいを。

ではでは。

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