こんにちは。むとーです。
みなさんはJAF(ジャフ)に入っていますか?
むとーは2019年でJAFに入会して6年目になります。
6年前まではプライベートでも仕事でもほとんど車に乗らないペーパードライバーでしたが、東北地方に転勤になり車通勤をする必要に迫られ、通勤用の中古車を購入したタイミングでJAFに入会しました。
転勤先は雪の多い地域でもあり「間違いなく死ぬ」と絶望していたのはいい思い出ですw
うるおい生活を送る上では、無駄な固定費の削減は必須事項です。
にもかかわらず、車を運転する機会が減った現在もJAFに入り続けているには理由があります。
それは、
- ロードサービスに対する圧倒的な安心感
- JAF優待だけで年会費分をペイ可能
のためです。
この記事では、JAFのロードサービスの特長やJAFの年会費負担を軽減する方法について説明しています。
では、いってみましょう!
JAFのロードサービスは何がいいの?
正直、受けられるロードサービスの内容(項目)は任意自動車保険やクレジットカードに付帯するロードサービスと大きく変わりません。むしろ、任意自動車保険には宿泊費やレンタカー代の補償などJAFには無いメリットがあります。
そう考えちゃいますよね?
まずは、「JAF」と4つの任意自動車保険、クレジットカードで利用できるサービスを比較しましょう。
- 直販型自動車保険の中でロードサービス特約の充実に定評がある「チューリッヒ保険」(有料付帯)
- 直販型自動車保険の中でむとーが契約している「イーデザイン損保」(無料付帯)
- 代理店型自動車保険の中でロードサービスが無料付帯の「三井住友海上」(無料付帯)
- 年会費1,250円(年1回以上の利用で次年度無料)でエネオスの給油が2円/l引きになる「ENEOSカードS」(無料付帯)
上の表は2018年11月現在、むとーが各社のウェブページを確認して作成したものです。詳細は各社にお問合せください。
JAFの出動拠点数は少ない?
表を見ると、「JAFの出動拠点少な!」と思うかもしれませんが、逆にこれがJAFの強みでもあります。
JAFはロードサービスを自社の隊員により直営で提供しています。これは、JAFのサービスレベルを満たす高い技術力を持った隊員によるサポートを受けられることを意味しています。
一方で、各保険会社やクレジットカード会社は、ロードサービス業務を提携するロードアシスタンス会社に委託しています。さらにこのロードアシスタンス会社も自社のロードサービス部隊を保有しているわけではなく、全国の提携する自動車整備工場等に業務を委託しているのです。
業務提携にあたり一定の技術レベルの確認は行っており、ロードアシスタンス会社によっては定期的な研修会等を開催し技術レベルの向上を図っていますが、あくまで委託契約なのでロードサービスの実施方法(修理方法等)については各作業者(自動車整備工場等の作業員)に委ねられます。ここが一定のサービスレベルが担保されているJAFとの違いになります。
もちろん、自動車整備工場の作業員の方にも、高い技術を持つ人はたくさんいます。しかしながら、ロードサービス時に必要となる安全確保や、トラブルの発生しやすい荒天下での作業については、日ごろからそのような状況下を想定して訓練しているJAF隊員のほうが優れているのではないでしょうか?
JAFは15kmしかレッカー輸送してくれないの?
はい、そうです。JAFの無料レッカー搬送距離は15kmまでです。15kmを超過した場合、1kmごとに720円(税込)の費用が発生します。25kmレッカー搬送してもらった場合は7,200円かかることになりますね。
無料レッカー範囲という意味では、チューリッヒ保険やイーデザイン損保、三井住友海上には大きく劣ります。(三井住友海上はレッカー搬送と落輪引き上げ作業費用をあわせて30万円まで無料です。ウェブページで調べたレッカー搬送の相場は、基本料金18,000円+搬送費用1kmあたり800円だったため、レッカー搬送のみを利用した場合は、高速料金を考慮すると300km程度までは無料になると想定されます。すごいですね。)
しかしながら、JAFのレッカー搬送には任意自動車保険に付帯するレッカーには無い大きなメリットがあります。
それは、JAF車両の大きさにもよりますがレッカー搬送先まで2、3名であれば同乗させてもらえることです。
と思うかもしれませんが、任意自動車保険に付帯するロードサービスではレッカー車両に同乗させてもらうことができません。山の中で車両が故障したとしても、別途交通手段を確保しなければならないのです。これはロードサービスを外部に委託しているため、事故が発生したときの責任問題が発生してしまうためだと考えられます。
JAFのサービス範囲は故障車の搬送まで
JAFはサービス範囲を「車両トラブルの一次対応から故障車の搬送まで」と明確に線引きしています。
その代わりに1年間に何回サービスを利用しても無料ですし、クレーンのような特殊車両の利用も無料です。大雨による冠水等の自然災害にも対応してもらえます。それでいて年会費が4,000円(税込)なのは、なかなかリーズナブルだと思いませんか?
任意自動車保険のロードサービスには回数制限があるものも多く、対応してもらえないものもあります。特に、むとーのように積雪の少ないエリアから多いエリアに引っ越すようなことがあった場合、雪によるスタックに1回しか無料で対応してもらえないのは心細いのではないでしょうか?
一方で、車両故障時の帰宅費用等を補償してもらいたいのであれば、任意自動車保険の特約でカバーすべきでしょう。チューリッヒ保険は、表に記載されているように各種費用をほぼ全額補償してもらえます。表に記載がないユニークなものとして、「各種キャンセル費用を5万円まで補償」「ペットホテルの延泊料金を補償」等といったものまであります。
なお、クレジットカード(ENEOSカード)に付帯するロードサービスの範囲は、JAFとほぼ同じですが、無料で対応してもらえる回数は年2回までとなっています。また、無料で作業してもらえる範囲も少し狭くなっているので、緊急時のお守り程度に考えた方がいいでしょう。
JAFは会員が対象のサービスです
JAFは会員が対象のサービスです。
JAF会員であれば、自分が保有する車はもちろん、他人の車、会社の車、レンタカーのトラブルであってもロードサービスの対象になります。トラブルが発生した車を自分が運転していなくても同乗していればサービスを利用することができます。
さらにはバイクや原付のトラブルにも対応してもらうことができます。
一方で、任意自動車保険は被保険車両が対象のサービスです。
自動車保険の対象となる車両であれば契約者が運転していなくてもサービスを受けることができます。
このへんは自分のユースケースによって使い分けることが必要になります。
自分の保有する車以外をよく運転する人はJAF会員になることによる恩恵が大きいですし、自分の車しか乗らず、かつ頻度も多くない人は任意保険のロードサービスのみで十分かもしれません。
クレジットカード(ENEOSカード)のロードサービスの対象はJAFに近く、カード会員が運転する自家用車(四輪車のみ)が対象です。
JAFのロードサービスのいいところをまとめると
JAFロードサービスのいいところをまとめると
メリット
- 高い技術をもった隊員に対応してもらえる
- 無料利用回数に制限がなく対応内容も幅広い
- レッカー搬送時に同乗できる
- JAF会員が運転・同乗する車両であればサービスを受けることができる
といったところです。
自分の利用シーンを考えた時にこのメリットが魅力的だと感じる人にとってはJAFに加入する意味は十分あるのではないでしょうか?
一方でJAFのデメリット(JAFでは補償できないカバー範囲等)は
デメリット
- レッカーによる無料搬送距離が短い
- 宿泊費や交通費等の費用補償は全くない
- 燃料代・部品代等はすべて実費
といったところです。
これらの補償が必要であると考える人は、任意自動車保険の特約によるロードサービスの拡充も選択肢に入ります。
この記事には記載していませんが、無料付帯のロードサービスでも費用補償が比較的手厚い自動車保険も存在します。
自動車保険無料一括見積サイトを利用することで、複数の自動車保険会社から一括して自分にあった見積を無料で取得することができます。
むとーの場合は、無料一括見積サイトを利用し全体の相場感をつかむことで、当初考えていた保険会社を変更し約12,000円保険料を安くすることができました。
自動車保険無料一括見積サイトの公式ページはこちらから。
JAFって年会費が必要ですよね?
年会費は必要 入会時は入会金も…
JAFのサービスを受けるには年会費の支払いが必要です。
4,000円/年(税込)であり割引施策はありません。何十年会員を継続したとしても会費は割り引かれません。徹底していますw
年間4,000円、ひと月当たり約333円の会費を高いと思うか安いと思うかは人次第です。サービスを一切利用しなければ無駄なお金になるので、「安心」を得るためにお金を払うかどうかです。
なお、家族にJAF会員がいる場合は「JAF家族会員」になることができます。通常会員に準ずるサービスを受けることができ、年会費は2,000円(税込)です。家族会員のデメリットはJAF会報誌「JAF Mate」が届かないことくらいです。
また、JAF入会時は入会金が必要です。通常2,000円(税込)ですが、
- クレジットカード支払いにすることで500円割引(1,500円)
- 年会費を複数年分一括で支払うことで割引(5年一括で入会金無料)
といった割引が適用されます。詳細はこちらをご確認ください。
実は初年度年会費が無料になることもあります
実は、むとーは入会金・初年度年会費とも支払っていません。
中古車を購入する際にディーラーの営業の人が入会金・初年度年会費無料で手続きをしてくれました。
Webを調べてみると、車購入時に初年度年会費無料で入会している人が結構いるようですね。中には「JAF入会」が値引きの条件になっていることもあるようです。
車両の価格交渉中に「JAFに無料で入会したい」ことを伝えてしまうと値引き幅が制限される可能性もあるので、価格交渉終了後に無料で入会できないか聞いてみるのもいいのではないでしょうか?
JAFの会員優待を活用して年会費を実質無料にできます
JAF会員になることで利用することができるJAF会員優待は全国48,000箇所にのぼります。
レジャーから日常の買い物まで幅広いシーンで利用できるJAF会員優待を活用することで4,000円の年会費を実質無料にすることができます。
レジで「JAFの会員証」または「会報誌についてくる紙のクーポン」を提示するだけで優待が受けられます。お店の入り口やレジ横にJAFマークを掲示している店舗はまず間違いなく優待を受けられるのでとりあえず会員証を提示しましょう。きっといいことがありますよ。
JAFは近年ロードサービス事業以外にも力を入れており、2011年に公益社団法人からより事業の自由度が高い一般社団法人に移行しました。優待施設の数は毎年増加しこの10年で約2.5倍になっており、今後も会員優待の充実を図っていくことが予想されます。
レジャー系の優待が特にお得です
JAF会員優待のジャンルは多岐にわたりますが、むとーが特におすすめするのはレジャー系の優待です。
テーマパーク、動物園、水族館、温泉施設等を割引料金で利用できることが多いです。必ずしもJAF限定の優待ばかりというわけではありませんが、旅先で立ち寄った施設の入場料がお得なるのはうれしいですよね。
むとー家では1~2ヶ月に1回程度、近所の温泉施設に行くのですが、JAF優待を利用することで大人、子供ともに利用料が200円引きになります。この温泉施設は回数券がなく、入場料を安くするには会員にならないといけないのですが、むとー家の利用頻度だと逆に損をしてしまうんですよね…
JAF会員優待の利用により年間3,000円以上もお得になっており、大変助かっています。
日常生活で使える優待もあります
JAF会員優待には日常生活で利用できるものもたくさんあります。
特に「JAF PLUS」という会員誌には、切り取って使用するタイプの紙のクーポンがたくさん掲載されており、
- ロイヤルホスト飲食代15%割引
- マツモトキヨシ10%割引券
- 吉野家の丼・定食・カレー・鍋膳が3食まで50円引き券
のようなクーポン券が2018年12月号には34枚もついていました。
上記のようなクーポンは各社のウェブ会員やアプリ会員になることで取得することもできるのですが、「JAF PLUS」は一度にたくさんのクーポンを獲得できるので便利です。
この点にメリットを感じている人もいるらしく、「JAF PLUS」自体がメルカリ等では300円程度で取引されています。(「JAF PLUS」の転売行為は禁止されているので注意してください)
まとめ
JAFのロードサービスは高い技術力と実績に裏付けられた安心感がある一方、各種の費用補償は含まれていないというデメリットもあります。必要により任意自動車保険等のロードサービスと組み合わせることでより安心感が増します。
また、JAF会員優待を利用することで年会費の元を取ることは十分に可能です。みなさんが普段利用しているサービスもJAF優待を使えるかもしれませんよ。
JAFによる生活うるおい度は
★★★★★:絶対おすすめ!!!
★★★★☆:かなりおすすめ!!
★★★☆☆:おすすめ!
★★☆☆☆:人によってはおすすめ
★☆☆☆☆:うーん・・・・・・
あなたの生活にうるおいを。ではでは