こんにちは。むとーです。
優待族から絶大な人気を誇る「すかいらーく(3197)」から2018年6月分株主優待が届きました。
優待内容はグループ店舗で使用できる優待カードです。
という人におすすめできる株主優待です。
では、いってみましょう!
今回いただいた株主優待は…
すかいらーくグループで使用できる優待カード3,000円分です!
今回の優待は、2018年6月末権利確定分です。
むとー家に到着したのは2018年9月18日です。2017年6月分優待は9月15日に到着したので、ほぼ同じ時期ですね。
前回までは、500円分の食事券×6枚が送付されていましたが、今回から1,000円分の優待カード×3枚に変更になっています。
すかいらーくグループの各レストランで使用することができます。
有効期限は1年間で2019年9月30日までです。
「すかいらーく」の株主優待情報
優待基本情報
優待種別 | 自社商品券 |
優待価値 | 6,000円相当(3,000円×2回) |
権利確定月 | 6月、12月(年2回) |
優待到着時期 | 9月(6月権利分)、3月(12月権利分) |
必要単元株数 | 100株 |
株価 | 1,668円 |
最低必要取得金額 | 166,800円 |
1株あたりの配当 | 38円 |
配当利回り | 2.3% |
優待利回り | 3.6% |
総合利回り(配当+優待利回り) | 5.9% |
(2018年9月23日現在)
優待詳細情報
保有株式数 | 優待金額(年間合計) | 優待金額(6月権利確定分) | 優待金額(12月権利確定分) |
---|---|---|---|
100株~299株 | 6,000円相当 | 3,000円相当 | 3,000円相当 |
300株~499株 | 20,000円相当 | 9,000円相当 | 11,000円相当 |
500株~999株 | 33,000円相当 | 15,000円相当 | 18,000円相当 |
1,000株~ | 69,000円相当 | 33,000円相当 | 36,000円相当 |
- 優待カードの有効期限は「6月管理確定分:翌年9月末」、「12月管理確定分:翌々年3月末」です。
- クオカードのように1円単位の支払いはできず、500円単位での割引になります。
- テイクアウト商品に利用することができますが、宅配・売店商品には利用できません。
- 各種クーポン券と併用できます。
- 優待カードによる割引分に対しては、Tポイント等は付与されません。
- 全国のすかいらーくグループが運営する各レストラン(一部店舗を除く)で利用できます。
利用可能なレストラン
- Cafeレストラン ガスト
- CHINESE RESTAURANT バーミヤン
- COFFEE & RESTAURANT ジョナサン
- Japanese Restaurant 夢庵
- ステーキガスト
- グラッチェガーデンズ
- JAPANESE RESTAURANT 藍屋
- 魚屋路
- 和ごはんとカフェ chawan
- ゆめあん食堂
- とんから亭
- とんかつ かつ久
- から揚げ専門 から好し
- Hawaiian Dining & Cafe La Ohana
- しゃぶ葉
- むさしの森珈琲
- Festa Garden
- ITALIAN BUFFET PPGENO
- Buffet Style ASSORT
- THE BUFFET DINER
- Variety Dining House TOMATO & ONION(2019年に導入予定の新店舗システムが稼働するまでの期間は利用できません)
- じゅうじゅうカルビ(2019年に導入予定の新店舗システムが稼働するまでの期間は利用できません)
「すかいらーく」の株主優待のメリット
- 優待利回りがよいこと
- 利用可能店舗が多いこと
- 保有株式数が多いほど優待利回りが高くなること
1.優待利回りがよいこと
2018年9月23日現在で、優待利回りが約3.6%あります。
配当利回りも約2.3%と高く、配当利回りと併せた総合利回りは約5.9%にもなります。これは、1,400社以上ある株主優待企業の中でもトップ30に入る高い利回りであり、17年間保有しつづければ(仮に株価、配当、株主優待が変わらなければ)株式取得価格をペイできてしまいます。
2.利用可能店舗が多いこと
すかいらーくの株主優待を利用できる店舗数は全国で3,000店舗近くになります。「ガスト」「バーミヤン」「ジョナサン」等のファミレスは、あなたの生活圏にもあるのではないでしょうか?
使い勝手がよいことは大きなメリットです。株主優待を利用するために、わざわざ遠くまで行く必要がありません。
3.保有株式数が多いほど優待利回りが高くなること
一般的に、優待利回りが一番高くなるのは、最小単元数を保有しているときであり、保有株式が増えるほど優待利回りは低くなる傾向にあります。
これは、ある企業の株主優待が保有株式数によってグレードアップしていく場合に、例えば100株保有の場合は1,000円相当の株主優待を貰えるのに、1,000株保有時は5,000円相当の株主優待しか貰えないということを意味します。
すかいらーくは、100株保有時、300株保有時、500株保有時、1,000株保有時に優待内容が変わります。保有株式数が増えるごとに、貰える優待カード金額にプレミアがつき、100株保有時の優待利回りが3.6%であるのに対し、1,000株保有時の優待利回りは4.1%になります。
なお、1,001株以上保有しても優待利回りはよくなりません。優待利回りを最も高くしたいのであれば、1,000株保有するようにしましょう。
「すかいらーく」の株主優待のデメリット
- 優待改悪リスクが高いこと
- 500円単位での割引になること
- 転売が難しいこと
1.優待改悪リスクが高いこと
すかいらーくは2017年に株主優待の拡充を行っており、配布する優待カード(当時は優待券)の金額を一気に3倍にしました。これはむとーのような優待族には喜ばしいことですが、当時の筆頭株主であるベインキャピタルが保有株式を高値で売るための一時的な拡充ではないかと言われていました。
事実、ベインキャピタルは2017年11月までに全ての株式を売却しましたが、優待制度は同じ条件のまま継続され、株価の下落はあったものの影響は限定的なものでした。2018年にも株主優待制度の変更(優待券から優待カードへ)があり、優待族をドキドキさせています。
2018年の優待制度の変更はシステムの変更を伴うものなので、「しばらく優待制度の改悪はないのでは?」といった思惑もあります。しかしながら、この大盤振る舞いの株主優待が、すかいらーくの業績を圧迫していることは確かなので、予断を許さない状況に変わりはありません。
2.500円単位での割引になること
500円単位でしか使用することができません。
例えば、800円の支払いに対して1,000円のカードを提示した場合、500円分の割引を利用して差額の300円を支払うか、1,000円分の割引を利用して200円分をあきらめるかしかありません。わたしなら間違いなく差額を支払いますが!
ここは、今回のシステム変更で改善して欲しかったところでもあります…
ただし、優待カードを見ると裏面にバーコードがあることから、カード自体に磁気やICで情報を持つタイプではなく、サーバ側に情報を持たせるタイプのシステムであると想定されることから、今後の改善の余地はあると考えています。お願いします!すかいらーくさん!
3.転売が難しいこと
これは、2018年の優待カード化に伴って発生したデメリットです。
デメリット2で述べたように、優待カードの処理はバーコードを読み込みサーバ側で行われることから、優待カードの外観からはそれが未使用なのか使用済みなのか判別する事はできません。
あなたが買う立場だったとして、残額の有無が分からない優待カードを購入しようと思いますか?
これにより、金券ショップやネットオークション等での買取は抑制されると思われます。
個人的には、すかいらーくの株を購入している個人投資家は、ほとんどが株主優待目当てであると想定しています。そのため、ほぼ金券として利用できる優待カードを価値を落としてまで転売する必要性はあまり無いと考えますが、やはり一定数の優待カードがネットオークションやフリマに流れています。
仮に不正があったとしても、優待カードの使用履歴はサーバに残っているので、ネットオークション等の決済履歴と比較することで、誰が嘘をついているのか調べることはできると思われます。すかいらーくが情報を開示すればですが…
まとめ
すかいらーくの株主優待は、高い利回りと利便性により優待族ならぜひ持っておきたい銘柄です。
やはり、子どもがいる家庭はファミリーレストランによく行くと思うので、支払いを減らせることはうれしいですよね。
株主優待改悪というリスクはあるものの、改悪リスクが怖くて優待族はやってられません!
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すかいらーくの株主優待による生活うるおい度は
★★★★★:絶対おすすめ!!!
★★★★☆:かなりおすすめ!!
★★★☆☆:おすすめ!
★★☆☆☆:人によってはおすすめ
★☆☆☆☆:うーん・・・・・・
投資はくれぐれも自己判断・自己責任でお願いします。
あなたの生活にうるおいを。ではでは